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獣化作品 No.08

虎になる

作者 DarkStar

ひどく酔っ払った人を
よく『虎になる』というが、

人の社会に住み着いた虎が
酔っ払ったら果たしてどうなるのだろうか?

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ここは、
加東重商事、営業第5課
獣人たちで構成されたこの課で今日は・・・・・

「ふーん。これからなのかい?」

と答える中年の男、

「はい、課長。
 親睦を深めるために今日みんなで飲みに行くんですけど、
 課長は、来てくださいませんか?」
と若い女性社員が言うと。

「そうだなぁ・・・・・・・」
今日は定時退社日で残業はしないし、
ここの所、皆が頑張って
ついに営業成績トップになった
これを機に一つみんなの労をねぎらうのもいいだろうと、

「いいよ。私も参加しよう。で、どこでやるんだい。」

「この近くの居酒屋・・・・ですよ。」

「ああ、いつもの所ね。」
会社の近くという事もあって、何かにつけて
利用する所だったため、課長もその旨、了解した。
すると・・・・・

「ああ~、よかったぁ。実は今回は、
 あの横森主任が、参加してくれるって。」

横森 加奈子(よこもり かなこ)は、
5課を支える主任の一人。
いつも都合か付かず、
こういった行事に参加する事がなかったため、
幹事の彼女としてはうれしい事なのだろう。

「え、よ、横森くんもかい・・・・・・」
と課長の顔色が少し変わる。

「え、ええそうですよ。」
と幹事が言うと。

「す、すまない。そういえば、今日は、
 娘に早く帰ると約束していたんだ・・・・
 ごめん今日のは、なしにしてくれ・・・・。」

「え!?、そうなんですか・・・判りました。」
と意気消沈してしまう幹事。

そんな彼女の目の前に、仕事帰りの男性集団が現れる。

「あ、吉村主任~。」
 と集団のトップを行く男を呼び止める。

「ん、どうしたぁ。」
いつも朗らかに笑う主任に、幹事が

「今日、みんなで飲みに行くんですけど、
 主任達もいかがですか?」

「へー、場所はどこ?、あとメンツは?」

「場所はいつも所です。
 参加者は・・・・・
 うちの課の女の子達全員と・・・・・・
 そうだ!!。
 あの横森主任も参加してくれるんですよ。」

「いいっすねえ、主任行きましょうよ。」
と若い男性社員が吉村に言う。

しかし、彼は思い出したかのように

「そうだ。お前らに頼みたい仕事があったんだ。
 力仕事だから、男衆は残ってくれ!!。」

と今度は、幹事の方へ向き直り
「と、言うわけで悪い。今回俺達は、パスで、
 いや、ホントわるいね。」

「は、はい。」
課長と同様に男性社員の不参加にがっかりしてしまう幹事。

彼女が部屋を出ていったのを確認すると

吉村は自分の席に戻り、
何処かに電話を掛け始める

「ああ、店長。どうも加東重の吉村です。
 あ、いえいえ。今回俺達は・・・・・
 それはそうと、店長にお願いが・・・・・・・」
 
と電話を置いた吉本は、溜息一つ。

「あ~あ、せっかく若い仔と飲めるチャンスがぁ」

といった吉村に課長が声を掛ける。

「相変わらず、根回しが早いねぇ吉村くん。
 私なんか、さっき露骨に断ってしまったから、
 彼女達に嫌われてしまったかもしれないなあ。」

とこちらも溜息交じりの課長。

「ま、まあ、しょうがないですよ。
 あの時の加奈子に近寄らない方がいいですから。」

「そうだねぇ。ああいう時の横森くんには、
 ・・・だね。」
 
・・・・・・・・・・・・

「・・・で結局、女だけの飲みになったんだぁ。
 吉村くんも、課長も連れないなあ」

とショートカットのいかにもキャリアウーマンといった
風体の美人が、幹事の女の子に言うと。

「いえ、主任。あたしの力不足で・・・・・」
と体を小さく、うつむいてしまう幹事。

「ほらほら、幹事がそんな顔しない。
 さあ、みんな、今日は飲むわよ!!!!」

と主任の加奈子が皆に声を掛ける


「「「「はーーーーい。」」」」

・・・・・・

会が盛り上がってくると
酒の量も増えてくる。

「あ、あの~、主任、もうそのくらいで
 よした方が・・・・」

「なあによぉ。いいじゃない。まだまだ~」
顔を赤くして、フラフラしている加奈子に
幹事も止めるが、
加奈子は、酒を注文し続ける。

「なんだぁ、飲みが足りてねぇぞぉ!!!
 もっと飲め!!!」
とグラスにウーロン茶が注がれている幹事に

「だ、だめですよ。あたし、幹事なんですから・・・・」

「なあんだとぉ。あたしの酒が飲めねえのかぁ。」
目が完全に据わっている香奈子に
顔を近づけられ、

「わかりました。の、飲みます。」
と幹事の彼女も酒に口をつけてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・

「店長、個室のお客様達ですが・・・・・」
 一人の店員が店長に、加奈子たちの様を報告すると

「ああ、話は聞いてるよ。
 今日はもう、あのお客さんたちで貸切だから。」
 
「え、そうなんですか?
 さっき幹事さんからはそんなことは・・・・」
 
「あそこの会社はうちの常連さんでね。
 そこの主任さんに頼まれて貸切にしたんだよ。
 そうそう、品物は部屋の外で渡す事、
 今、部屋に入ったら・・・・・
 とにかくいいね。」
 
「は、はい・・・。」


・・・・・・・・・・・・・・

「ふふふふふふ・・・・・かわいいなあ
 詩織ちゅあんわぁ、ふふ、なめなめしちゃうぞぉ」
 
と幹事の女の子を顔を舐める加奈子

「やああん、しゅにーん、そんなに舐めないで下さい。」
と幹事の女の子もすっかり酔ってしまい
加奈子にされるままになっている。

「むふふ、ほんと、きゃわいい仔たちねえ」

という加奈子のお尻から、虎縞の尻尾が生え、
耳が丸い形に変化しながら頭頂部に移動すると
腕や足を黄色と黒のストライプが多い
顔からも白い髭が生える。

縞の毛が覆う顔を、女の子のスカート中へ
もって行くと、ストッキングと
ショートに噛み付き、脱がしてしまう。

そのまま顔を秘所に近づけた加奈子は、
変化した舌で舐め始める。

「やあん、主任たら、やああ
 ああ、ああああん!!!」
という幹事からは、房の付いた尻尾と茶色い毛が生えてくる。

「グルルルルルル!!!」
完全に虎に変わった加奈子が、そこにいる女の子たちを次々に
襲って、服を脱がし、体中を舐めていく。

「しゅにん、主任。もっと、もっとぉ」
と、体中に黒い斑点と黄色い毛を生やし、
尻尾を振る女の子

「あたしも、あたしも、お願いしますぅ。主任。」
こちらは、黒い毛の生えた手足が変化し、
獣の肢に変わっていく。

加奈子に襲われた女の子たちも、
次々に人の姿から獣の姿に変わっていく。

「いいい、いいいのおおお、主任。がぁ
 ガオオオオオオ!!!」
とある女の子は雌ライオンに

「は、はあああ、主任、しゅ、ぐる。
 グロオオオオオオオ!!!!」
また、ある女の子は豹へと姿を変えていく。

「グオオオオン!!!」

「ガオオオオオオ!!!」

虎に、雌ライオン、豹などに変わった女達は
お互いの顔を、体を、秘所を舐めあい
愛情を深めていく・・・・・。

・・・・・・・・・・

次の日

「ねえ、これコピーとってくれない。
 それぞれ、10部ずつ。」
近くにいた女の子にコピーを頼む加奈子

「あ、はい!!!お姉様。」

「え!?」
と女の子の様子に加奈子が驚いていると

「ちょ、ちょっと、離しなさいよ、詩織。」
先ほど加奈子を渡した資料を二人の女の子が
取り合っている。

「あ、あたし手が空いたから、
 お姉様の資料は、あたしがコピーしてあげる」
 
「な、何言ってんのよ!!!
 これはお姉様が、あたしに
 頼んでくれたんだもん!!!!」
とどちらも、ゆずらない。

「い、いいじゃない。詩織ちゃん
 空いてるなら、こっちの資料を・・・・・」
 
と加奈子いうと
「は、はい!!!。お姉様!!!よろこんで!!!」
と目を輝かせる詩織。

「あ、あたしも、お姉様。」

「お姉様、あたしも手が空いちゃったんです。
 何かお手伝いできますかぁ。」
と課の女の子たちがみんな加奈子に寄ってきた。

「ちょ、ちょっと。た、助けてぇ
 吉村くん。」
 
と言う加奈子に背を向けて仕事をする吉村。

「やっぱり、昨日もすごかったみたいだねえ」
と課長が言うと

「ええ、昨日店長から連絡あって、
 どうも、みんなで・・・・・」

「はあ、彼女は新人の時から大変だったからなぁ」

入社当時、新人歓迎会の時、
酔っ払った加奈子は、虎に戻り、上司も先輩も同期も、
男も女も構わず襲ってきたのだった。
なんとか取り押さえたものの、
そのひどい酒乱ぶりに一同は唖然とするだけだった。

「俺なんか、同期だからって理由で
 あの時、あいつを家まで連れてったら、
 あいつの親父さんに怒られて・・・・・・」
 
「私なんか、帰ったらカミさんに、・・・・」
と当時を思い出す課長。

・・・・・・・・・・

『何よ!!この雌の匂い!!』

『ち、違う。それは、部下のだ。』、

『あんた自分の部下の仔に手を出したの!!』

『そ、そうじゃない。
 それに、まだやってない!!
 ってそうじゃなくて、
 いや、そうなんだけど
 そ、そうだ。
 襲ってきたのはあっちなんだって!!』
 
『そんなわけないでしょう!!!!』

・・・・・・・・

「あの後、本気で噛み付かれて・・・・。」

という課長の言葉に

「はは、猫科はしっと深いっていいますもんね。
 でも・・・・・・・」
 

「お姉様!!!」

「お・ね・え・さ・まぁ!!!」

「お姉様ぁ」

「ちょっと、もう勘弁してよぉ。
 もうなんなのよ。あなた達・・・・」

女の子たちに取り囲まれた
加奈子の叫びは彼女達には届かない。


「あれだけやっといて、
 本人は覚えてないって言うんだから
 いいよなあ。」
と香奈子の方をちらっと見て、吉村が言うと

「全くだね。・・・・」
と課長も相打ちを打つ。

にぎやかになった営業5課。
この状況をどうやって収めようか
2人は頭を抱えるばかりだった。

	
おわり
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