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獣化学園シリーズ No.01

調理クラブ 新乳学生は・・・・

作者 DarkStar

白十字女学院、

多くの少女達の憧れの高校
しかし、この学校は、生徒を選ぶ。
必ずしも、成績が優秀であるとか、
スポーツに優れているとか、
そういうことではない。

この学校の真の姿は・・・・・・・・。


真っ白なブラウスに
赤を基調としたブレザー、
チェックのスカートを来た
少女が鏡の前でニヤニヤしている。

「うわぁぁぁ、やっぱり、この学校に入学できてよかった。」
全寮制のこの学院に入学が決まり、
今年の春入寮した新入生、徳永静香は、

制服に袖を通すたびに
このような感じなのだ。

県下でも、一、二を争うかわいい制服、
また、部活動も非常に盛んで、
今まで無名の選手がこの学校に入ってから
急に頭角を表すという有名私立の女子学校

また、私立といっても、
公立高校と学費もそれ程変わらないため、
人気の学校となっている。

「でも、なんであたしみたいなのが
こんな学校に入れたんだろう?」
などと考えていると、
ドンドン、とけたたましいノックと共に

「ちょっと、静香!!!、いつまで寝てるの?
早く起きないと置いてくわよ。」
中学時代からの親友、永田 祐子の声だ。

「ちょっと、待ってよ。今行くから」

慌てて、ドアを開けた静香に、
祐子は、
「あッ!!」
と声をあげ、突然顔を真っ赤にしていた。

「どうかしたの?」
と自分の身を見てみる。
「なんだ、なんにもないじゃない。どうしたの急に」

「うぅうう~ん。な、なんでもない。」

声は、上ずっているが、なんでもないという言葉を
信用して、校舎に向かって二人は歩き出す。

「そういえば、祐子、昨日なんで一人で帰っちゃったの、
携帯も鳴らしたけど、出てくれなかったし。」

親友の勝手な行動を思い出し、
非難の声を上げる。

「ご、ごめん、昨日は、料理クラブの先輩達に捕まって、
で、入部しちゃったの。」
先ほどよりは、赤みの引いた祐子が申し訳なさそうに答える。

「えーー、祐子クラブなんて入らないって言ってたじゃない。
なんで、また?
でも、それにしたって、携帯にも出なかっじゃない。」
と切り返しに問い詰める。

「ごめん、制服に入っぱしだったんで
出せなくなっちゃって、それに
ボタンも押せなかったから・・・・・。」

「・・・・・?????」
親友の奇怪な言動に、?マーク連発の静香。

「あ、そうじゃない、寮に忘れて・・・・」

そっかとそれなら仕方ないかと納得しつつ、
はっと思い出した静香は、
「昼間にメールしたじゃない・・・・・」

「うぅ」
もはや声もでない祐子、
「ちょっと、さっきから、祐子、変過ぎ
まさか、料理クラブの人たちになんかされたの、
それなら、あたし、文句言ってくる!!!」
親友の一大事と感じた静香は、臨戦体系に入る。

「ち、違うの!!!、そ、そんなんじゃないの!!!、
そ、そうだ、静香も、今日うちの部に来てよ
先輩達きっと喜ぶよ。」

「あのねぇ、祐子、あたしは、あんたと違って、
その、料理苦手なの知ってるでしょ。」

彼女は、料理を作らせてはいけないタイプの
女の子なのだ。
以前、鳥のからあげを作るつもりが、
危うく、実家をから揚げにする所だった。
その時以来、母は彼女をコンロに近づけさせていない。

「だいじょうぶよ、だって、しずか、こんなに
あまーい、においがするんだもーん。」

静香の大きな胸に
鼻を寄せて、クンクン匂いを嗅ぐ祐子
その目は、とろーんとして、焦点があっていない。

「ちょっと祐子やめてよ。」
静香の声が聞こえていないのか祐子は
そのまま、目の前の胸を触りながら。
「もー、おっぱいも、もー、こんなにおおきいし、
もー、やわらかーい。」

「ちょ、何やってんのよ。それに
胸なら、あ、あんたもそんな変わんないでしょ。
自分ので我慢しなさいよ。」

「もぅもぉおおおう、もぉおおおおお」
奇妙な声を出し始める祐子

「ゆ、祐子!!」
いよいよもって、祐子の行動が
わからなくなって動揺する静香、そこへ、

キーン、コーン、カーン

始業を知らせるチャイムが鳴り、
突然、正気に戻る裕子

「もう、静香、なにやってんのよ、遅刻よ、遅刻、
ほら、走って走って、!!」

それは、こっちのセリフよ、と思いながら、
とにかく走って、自分のクラスに向かう

息を切らせて、教室の前まで来ると、
祐子は、自分の教室を見て、

「ふー、先生はまだみたいね。ラッキー、
じゃあ、静香、放課後うちの部、家庭科室だから
絶対来てね。」

「ちょ、祐子、まだ。」
まだ、行くとは言ってないといいたい静香だったが、
言うが早いか、祐子は自分の教室に入っていってしまった。

残されて、ボーゼンとする静香だが、
親友の不可解な行動の鍵が
やはり、料理クラブにあるとにらみ、
(料理クラブか、一体、祐子に何をしたのよ。)

・・・・・・・・

放課後、家庭科室へ向かう静香。
あの後分かれてからも、いつも、昼を一緒にする祐子からは、
---ごめん、急に張って来て苦しいから、
お昼一緒に食べられなっちゃった、ホントごめん。----
とメールがあったのみ。
今朝といい、このメールといい、
祐子の行動を不振に思う静香。

(急に張ってきたって何よ!!!
お腹が痛くなたって事?それとも、
ダイエットしたいってことかな・・・・)


そんな事を考えながら、歩く静香は、
いつの間にか、家庭科室の前まで来ていた。

(うわ、なんかいいにおい、
これ、牛乳?
なんか、すごい甘い香りがする・・・・
でも、なんか入りにくいなぁ・・・・・・・)
と静香が思っていると後ろから、
「どうしたの?、うちの部になにか・・・・」
その声に静香が振り向くと、
そこには、スリムながらも、
静香よりも一回り大きな胸を強調した。
女生徒が立っていた。
振り向いた静香の姿をなめるよう見ていた女生徒は、

「ああ、ごめんなさい、ふふ、新しい仔ね。・・・・
私、3年で料理クラブ部長の沢渡 美雪よ、よろしくね。」

やさしく、にっこりと笑う、美雪に見惚れる静香。
(この人、綺麗~。特に髪なんか・・・・!!
いけない!!いけない!!見惚れたりしたら失礼よ。
「あ、あた、じゃなかった。わ、わたし、
1年の、徳永静香ですッ」

慌てた上に最後は声が上ずってしまった。

「そう、静香ちゃんね。
さ、入って、入って、
ちょうど、みんなでおやつにしようと、
私、紅茶を持ってきたの。
みんなで食べるとおいしいわよ~」
美雪の勢いと、ただよう香り、そして、
甘い物の誘惑に負けた静香は、
家庭科室に足を踏み入れてしまう。

静香が入った。家庭科室では、
料理クラブ部員たちが、
クッキーを焼いているようだ。
ミルクをたっぷりつかった、ミルククッキーで、
焼いた香ばしい香りと共に、
甘いミルクの香りが、静香の鼻孔をくすぐる。
(うわー、おいしそう。)
「あー、静香、何やってたの、遅いじゃない!!
クッキーみんな焼いちゃったじゃない!!!
まさか、食べるだけが目的で来たの!!!」
と声を上げたのは、祐子、

「まあ、まあ、祐子ちゃん、静香ちゃんもせっかく来てくれたんだから、
みんなの焼いたクッキーでお茶にしましょうよ~。」
と祐子をやんわり、宥める美雪

「まあ、部長がそういうなら・・・・・」
と祐子も静まり、
家庭科室の散らばった椅子を
1つのテーブルに集める事に。
さすがに、何もしないのは、悪いと感じた静香は、
積極的に椅子を並べるのを手伝った。

みんなの椅子が並べ終わる頃には、
美雪の紅茶が入り、テーブルの皿には、
クッキーが並ぶ。
10人ほどの部員が席に着くと、
部長の美雪から、
「ええと、今日から、我が部の新しい部員に
なる徳永 静香ちゃんです。みんな、なかよくしてね。」
と静香の紹介が入る

他の部員達に、
口々に、「よろしくね」と言われ、静香は、
(私、まだ、入るなんて一言も言ってないのに・・・・)
と静香が周りを見渡すと、

(この部、なんで、こんなに、胸の大きい子ばっかりなの・・・)
部長の美雪も、大きいが、他の部員もそれに負けじと大きい。

(なんか私の胸が普通に見える。・・・なんか・・・いいかも。)

中学時代、胸の大きい事を男子からは、
からかわれ、女子からは、うらやましがられ、
親友と呼べるのは、同じ悩みを持つ祐子だけだった静香にとって
この部は、今までにない居心地のよさを感じていると

「じゃあ、せっかくだから、みんなで頂きましょう。」
部長の一声で、みんなの手が一斉に伸びる。
ミルクのたっぷりしみたクッキーの甘さが
静香の口いっぱいに広がり、
一緒に口にする紅茶の苦さをやわらげてくれる。

すると突然美雪が、
「今日のは・・・・、うーん、ひょっとして、
祐子ちゃんのなの?」


美雪の発言に静香が不思議に思っていると、

「すごいです、部長!!!、大正解です!!!」

祐子が声を上げ、それに伴って、
部員一同が拍手をし、美雪を讃える。

「どのへんでわかったんですか?」

「うーん、まだ、絞った事の少ない仔の味がしたから、
祐子ちゃんかなって思ったのよ」

「へ~」と部員一同だが、

「・・・・????」
静香には、全く何の事だかわからない。
不思議な顔をしている静かに
美雪が
「ねぇ静香ちゃん、どう、うちの部は?
まあ、料理部といっても、お菓子とかしか作ってないのねえどぉ?」

家庭科室の一瞬の沈黙。
祐子も含めた部員達の目が怪しく光ると
静香は、その威容な空気に呑まれてしまう。

「ねぇ、静香ちゃん、クッキーおいしかった?」
と美雪が静香に聞いてきた。
「お、おいしかったです。」
目の前に顔を近づけられ、緊張する
静香に対して、美雪は、
あやしげな笑みを浮かべながら
「どうしてだと思う?何が決めてだった?」

「え、み、ミルクですか?」
突然の質問に戸惑うが、
しどろもどろに成りながら何とか答えると

「そうよ。さっきも言ったけど、
祐子ちゃんのミルクだからおいしいの。」

「え、・・・・それって、どういう?」
おどろいてもなんとか声を絞り出す静香の前で
美雪は、ブレザーを脱ぎ、ブラウスを脱ぐ、
「ちょ、なにするんですか。」
と言っている間に、
美雪はブラジャーを取り去り、上半身裸になる。
すると、美雪の体から、甘いみるくの香りがしてくる。

「どお、静香ちゃん、あたしの吸ってみる?」

何をばかな、そう思いながら、
静香は、美雪の胸の吸い付きたい衝動に駆られる。
(うそ、ななんで、でも、私、我慢、出来ない
え、いや、甘い匂い・・・・モゥ我慢できないよー!!)

次の瞬間、静香は、美雪の大きな胸に飛びつき、
赤ん坊のように乳首を吸いだす。
「やん、静香ちゃんたら・・」
美雪は、声を上げるが、
静香は、かまわず、吸い続ける。
すると、美雪の胸から、ミルクがあふれ出してくる。
(すごい、なにこれ、すごく濃い、牛乳みたい、
なんで、すごくあまーい。おいしー。)
あふれ出るミルクを一心不乱にすい続ける静香

「あッ、あッ、ああ、んもー、静香ちゃんてばぁ」
母乳を吸われ、喘ぎ声を上げる美雪、
しかし、その声は、静香には、届かない。

やがて、
「ンモォォォォォォオォォォォオ!!!!」
と大地に響く獣の声に、静香は、
思わず顔を上げると、そこには、

頭から、大きな角を生やし、
スカートをめくりあげて、
茶色い毛に白い房のついた
尻尾を振っている、美雪の姿だった。

「み、みゆきさん!!」
驚く、静香の目の前で、
美雪の両手から、ひづめが生え、
大きな胸は、お腹の方へ移動しながら、
乳首の数を増やしていく、
美雪の全身は、茶色の毛で覆われて
体が大きくなってゆき、
美雪のスカートを脱がせてゆく。

「もお、もう、しずかちゃん、もおぉう」
美しくすんだ、美雪の声が
低くなってくると、
美雪の顔にも毛がおおい、
鼻が前へ突き出してくる。

「もう、もう、もー、もー、モウ、モウー」
美雪の顔が牛のものへと変わっていくのと同じく
声も、牛の泣き声へと変わっていく。

「ンモォォォォォォォォォー」
牛の鳴き声をあげて、
美雪は、完全な牛の姿に変わってしまった。

「そ、そんな、部長さんが、美雪さんが、う、牛に・・・」

すると、今まで沈黙を守ってきた部員達が、
静香の元へにじり寄ってくる。
「どうしたの静香ちゃん。だいじょうぶよ。」

そういった、部員たちの胸は、ぐっしょりと濡れており、
下着を透けさせる。
みな、白い液体を胸から、あふれさせながら、
驚く、静香によってくると、一人の部員が、

「もーーーーー」と牛のような声を上げると
お尻から、白と黒の斑の尻尾を生やし、
頭からは、角を、手足から、ひづめを生やし始めた。
一人の変身し始めると、次々と
牛の鳴き声をあげ、料理部員は一人、また一人と、
ホルスタインへと、姿を変えていった。

「モォォォォォォォォ!!!!」
「ンモォーーーーーーーーーーー」
部屋中に響き渡る牛たちの鳴き声に

「い、いやあ、いやあ、」
恐怖におののく、静香の後ろに、
とびつく影があった。

「だいじょうぶだよ、しずかぁ」
「ゆ、ゆうこ、あ、あんたまで、・・・」
振り返った静香の目の前の祐子は、
他の部員と同じく、胸を自らの母乳でぬらし、
角と斑の尻尾を生やした姿となっていた。
「嫌、ゆ、裕子私、牛になんかなりたくない!!!」
恐怖の絶頂にいる静香に、
祐子はやさしく、
「違うよ静香、しずかも私達と同じ、元々ウシさんなの。
だから、牛になるんじゃないの
ただ、元の姿に戻るだけだから。」

「え、」
もう言葉もでない静香の胸をたくしあげ、
その巨乳を引っ張り出す祐子。
「ふふふ、きょうは、もぉぉおあさから、ほしかったんだぁ
しずかのおっぱい。」
すると、静香の胸を吸いだす、祐子
「や、なに、わたしの、むね、お、おっぱいがおっぱいが、」
その時、静香の胸からも、
祐子達同様に、母乳が出始める。
あふれる静香の母乳を勢いよく吸い出す祐子
「もう、おいしいよぉ、モオオオ、モオオオオ」
祐子の顔が牛の物へと変わり、体も牛へと変化してゆく、
「モオオオオーーーーーー」
そして、ついに祐子までがホルスタインに変わってしまった。

「モォォォォォォォォ!!!!」
「ンモォーーーーーーーーーーー」
「モオオオオオオオオオオオ!!!!」

家庭科室に牛の鳴き声が響き渡る

今この場所には、静香と、
10数頭の牛だけがいるだけだ。
「もう、もう、いや、い、や、もう、もう、」
自分でも、意識しないうちに、
牛の鳴き声をあげる静香
その静香の頭から、短く固いものが生え始める、
その塊は、白く少しづつ大きくなってゆく、
それに伴い、静香の耳が垂れ、茶色の毛がおおい、
茶色の尻尾がお尻から顔を出す。
「もう、もう、モー、モー」
静香の骨格が作り代わり、制服を脱がせて行くと
その体は、もはや人間の物から、牛の物へと変わっていた。

服を完全に脱ぎ去った後には、
1頭の牛が残されただけだった。

みんなで牛に戻ったあの時、
美雪さん達から、私は、本当のこと教えてもらった。

私達の先祖は、人間に家畜にされたり、狩られたりする事を
恐れ、人間に擬態する能力を持つように進化した
獣なのだという。
人間に擬態した、先祖達は、人間達と交わり、
溶け込み、人間たちの中に遺伝子を残すのみの存在だった。
しかし、人間達の様々な品種が交配される今、
私たちのように、かつての姿を取り戻した者達がいた。

そういう、人の遺伝子を持った獣である私達が、
本来の姿と、能力を生かすために作られたのが、
この白十字女学院、正式名、白獣人女学院。
この学校が入試に必ず、面接をおこなうのは、
そこで人間を振るい落とし、
獣人だけの学校を作っているそうだ。

ここにいる生徒、教師は、全て、
なんらかの獣人であり、

在校生は、入学1,2ヶ月の間に
新入生歓迎会と称して、新入生を部活に誘い、
本当の姿を目覚めさせているのだそうだ。

「じゃあ、静香ちゃんも、必ず、牛さんを一匹は、つれてきてね。」
とは、美雪部長だ。

「え、なんでですか?」

「だってぇ、
球技とか格闘技は、みんな肉食系の仔達でしょ。
陸上とかも馬みたいな足の早い草食の仔達ばっかりだし、
私達、乳牛の入れる部活ってうち位なの
だから、私達が頑張って乳牛の仔を覚醒させてあげないと
生徒会から、予算削られちゃうのよ~。」

「で、でも、牛の仔なんてわかるんですか?」
私は心配しながら聞くと、美雪さんは笑いながら、

「だいじょうぶよ、もう、静香ちゃんは人間じゃないんだから、
仲間の匂いを間違えたりなんかしないわよ。」

「そういうものなんですか?」

「そー、そー、私も、今日静香の匂いに当てられちゃって、
変になっちゃったでしょ。」
と祐子が横から口を挟む、

「え、ああ、それで、今朝は、」

「私や、静香ちゃんは、ジャージー牛だから、
ミルクの量は他の仔より少ないけどとっても濃いの
しぼってない、濃縮された、ミルクの匂いに私も、
牛に戻りそうになったもの。」

うなづく、部員達。
そうだったんだ、私のミルクで、
みんな牛に戻りそうだったんだ。
でも、ほんとにみつかるかな。

次の日、
私は、教室に入って驚いた。
昨日と同じ教室の風景、
しかし、私の鼻で感じる獣の匂いは・・・・
この教室って、こんなに獣臭かったんだ。

これ?草の匂い、馬さんかな?、
う、何この仔、血のにおいがする、肉食系かな、
あんまり近付きたくないなあ。

そんな私の前に飛びこんできた、
金髪の女の子、えっと確かこの子、
藤宮さんだっけ、すごいこの子も胸大きい、
って、胸の大きい子捕まえれば、大抵牛獣人なんじゃない?
でも、このあまい、においは、間違いない。
これってメス牛の匂い?
そう思った私は、自然と彼女に声を掛けていた。
「ねえ、藤宮さん、私、料理クラブに入ったんだけど、
あなた、まだ部活決まってないんじゃない?
だったら、うちの部に来てよ。」
我ながら、ストレートすぎる勧誘・・・・

藤宮さんは、はずかしそうに俯くと・・・・
「で、でも、わたくし、お料理なんて、・・・・その・・・・」
そういえば、この子確か、お金持ちのお嬢様だったっけ?

「だいじょうぶ、あたしも、これから、みんなに教えて貰うんだ。
いい花嫁修行になるかもよ、それに
みんなでお料理作るの楽しいよ。」


「え、そうですか?、じゃあ、わたくしも初めて見ようかしら、」

「じゃあ、放課後、家庭科室で、えっと、藤宮・・・」
そういえば、まだこの子の名前覚えていなかった。
あたしが困っていると彼女は、

「千尋ですわ、藤宮 千尋、千尋とおよび下さい。」
なんて、礼儀正しい子

「じゃあ、あたしも、静香って呼んでよ、千尋ちゃん」
あたしが笑顔で答えると、

「はい、静香さん。」
と言うとにっこり笑う彼女
笑顔がかわいい、くー、今すぐ胸にしゃぶりついて
覚醒してあげたいけど、ここには、まだ、人間の子もいるし、
なにより、美雪さんの前に連れて行かなかったら、
それはそれで怒られそう。
続きは、放課後ね、千尋ちゃん。


「モーーーーーーーーーーーー」


その日、新たな、
料理クラブ部員となった、一頭の牛の鳴き声が
家庭科室に響き渡るのだった。
	
おわり
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